【初回ディレクション前編】―立川駅前おといろ耳鼻咽喉科 ホームページ制作プロジェクト―#2
2025.10.30
立川駅前おといろ耳鼻咽喉科様のホームページ制作プロジェクトは、いよいよ最初の実務フェーズへ。
第2回は、先生とMediPeakチームによる初回ディレクション会議(前半)の様子をお届けします。
この日は、「立川駅前おといろ耳鼻咽喉科様の思いや強みを、どんな患者さんに、どんな方法で、届けるのか」
サイトの方向性と設計思想を固めるための重要な打ち合わせでした。
1.会議の全体構成
冒頭、MediPeakディレクターから会議の主旨が共有されました。
「本日はまず、ターゲット層とサイトの方向性を整理し、
その上で、どのような構成要素・デザインで展開していくかをすり合わせたいと思います。」
【本日のアジェンダ説明シーン】
2.ターゲット設計 ― 「聞こえの不安」に寄り添うホームページへ
MediPeak側から提示したのは、「難聴を専門とする医院として、“聞こえ”に悩む高齢者とそのご家族」を中心にした設計方針。
「最近聞こえづらくなった」「テレビの音が大きいと家族に言われた」そんな方々にとって、相談しやすく、情報が整理されたサイトにするのはいかがでしょうか?
先生もこれに賛同しつつ、「最初は幅広く受け入れながらも、難聴治療の専門性をしっかり伝えたい」 とコメント。
最終的に、地域の幅広い患者層(立川駅周辺で耳・鼻・喉の不調を抱える人々)を受け入れつつ、“難聴=強み”を自然に印象づける設計を軸に進める方針で合意しました。
3.デザインとトーンの方向性
続いて、ディレクターからデザインのコンセプトが提示されました。
(ディレクターより提示したデザインのポイント)
・「精密さ」「落ち着き」「清潔感」を重視
・派手さよりも“医療的な安心感と上質感”を優先
・柔らかい中間トーン(グレー×ベージュ)を基調に、紺色をアクセントカラーに使用
フォントは明朝体で清潔感を演出しつつ、本文はゴシック体で視認性を確保。角を丸めすぎない直線的なレイアウトで、「きちんとした医療機関」の印象を目指す――という方向性が共有されました。
先生からはロゴデザインの進捗が共有され、ロゴデザインとの統一性や出したい印象についてディスカッションが交わされました。
【ロゴデザインについて、先生と認識共有をする】

4.コンテンツ構成の基本思想と初期15ページ構成
次に話題はコンテンツの内容へ。
サイトが伝えるべき価値として、
・信頼性 … 専門医としての経歴・実績
・誠実さ … 医院理念や診療に込めた想い
・相談のしやすさ … 症状別・疾患別のページ構成
の3点を軸に初期の15ページ分を整理。
閲覧者が「自分にも当てはまりそう」と思えるよう、症状や疾患をリスト化して掲載し、自分ごと化 → 相談につながる導線を意識した構成でまとまりました。
将来的に導入したいメニューも共有され、後から追加しやすい基礎づくりをしていくことも共有されました。
【最終構成案】

5.まとめ
第2回 初回ディレクション前編では、
・ターゲット層とサイトの方向性
・ページ構成の全体設計の様子をレポートしました。
先生の柔軟なご意見と、MediPeakチームの提案が重なり合いながら、「医院の想いを、信頼と上質さで伝える設計」へと良いスタートが切れたと感じています。
次回(第3回)は、初回ディレクション後編として、TOPページ構成/理念ヒアリング/デザインイメージのディスカッション部分を中心に、現場の空気感をお伝えします。
次回予告
第3回:「想いを形に ― トップページと理念のデザインへ」
Customer Date

立川駅前おといろ耳鼻咽喉科
- 開業予定:2026年4月
- 診療科目:耳鼻咽喉科
- 告知用HP:https://otoiro-clinic.jp/
MediPeak担当コメント

営業担当:小林(Kobayashi)
初回ディレクションに立ち会い、先生の想いと私たちの提案が自然と重なっていく感覚がありました。
先生が大切にされている「誠実さ」「相談しやすさ」「上質さ」という価値観を、どのように表現し、患者さんに届けるのか。その方向性が共有できたことが大きな一歩だったと感じています。
コンセプトが定まり、次はいよいよ“目に見える形”へ。
理念やデザインに落とし込まれていくのが、私自身も楽しみです!
MediPeak JOURNEYは、こうした一つひとつの出会いと対話から始まります。
お客さまの想いに寄り添い、共に歩みながら、
未来を形づくるその瞬間を、これからもお届けしていきます。
