2024年6月、東京都内の医療法人がGoogleマップ上のクチコミ投稿に関する行為により、
消費者庁から景品表示法違反で行政処分（措置命令）を受けました。
違反とされたのは、インフルエンザワクチンの接種費用を割引く代わりに、
「星4以上の高評価クチコミ」を投稿させたという行為でした。

 

これは、2023年10月に施行された 「ステルスマーケティング規制」（景品表示法告示） に基づく、
医療機関に対する初の行政処分として、大きな注目を集めています。

 

【※】 クチコミ対策、他人任せになっていませんか？
今回のケースでは、投稿したのはあくまで患者さんですが、
その依頼を行ったのが医療機関自身であったため、明確に違法とされました。
このことからも分かるように、
・外部業者を通じたクチコミ依頼も、運営責任は医療機関にある
・クチコミ投稿への報酬（割引等）はステマに該当する可能性がある
・医療広告ガイドラインとの整合性も求められる
など、善意の施策でもリスクを伴う可能性があります。

 

【！】正しい対応のための「ステマ規制ガイド」無料配布中
MediPeakでは、医療機関の皆さまが安心してクチコミ管理を行えるよう、
以下の内容をまとめた「ステマ規制対応ガイド」を無料で提供しています。

 

• 消費者庁が示す「ステマの定義」と医療現場での注意点
• クチコミ対策における法的リスクチェックリスト
• 医療広告ガイドラインとの関係性や注意点の整理

 

ご希望の方は、下記フォームより「ステマ規制ガイド希望」と明記してご連絡ください。
👉 お問い合わせフォーム

■ 関連通知（消費者庁）
令和5年10月1日からステルスマーケティングは景品表示法違反となります。
景品表示法とステルスマーケティング～事例で分かるステルスマーケティング告示ガイドブック～
景品表示法に基づく措置命令について

 

クチコミ対策の見直しは、いまがそのタイミングです。
制度を正しく理解し、リスクのない広報活動を進めましょう。

 

ご不明点やお困りのことがあれば、いつでもご相談ください。